年齢・性別問わず、現代生活はストレスにあふれている
現代社会は、経済的に豊かになり、科学技術も高度に発達し、より便利で快適な生活が実現しているわけですが、「ストレス社会」ともいわれています。
ますます激しくなる競争社会、管理社会のなかで、現代人は多くのストレスを抱えており、それが原因で「こころの病」にかかる人が増えています。
ストレスとは身体と心の歪み
ストレスとは、外部からのさまざまな刺激（ストレッサー）によって自分の身体や心に負荷がかかり、「歪み」が生じることをいいます。
その歪みにより、様々な身体への不調を引き起こす原因になると言われています。
ストレスが及ぼす悪影響
ストレッサーによって引き起こされるストレス反応は、身体面、心理面、行動面の３つに分けることができます。
1.身体面への影響
肩こり／目の疲れ／疲労／肌荒れ／脱毛／頭痛／腰痛／不眠／自律神経の乱れ など
2.心理面への影響
不安／落ち込み／イライラ／怒り／気力や集中力の低下／希望のなさ など
3.行動面への影響
生活の乱れ／暴飲暴食／散財／過度の飲酒／喫煙／ギャンブル／暴言暴力／遅刻／欠勤 など
ストレスの原因とは
ストレスの原因はさまざまあり、また、人によって抱えるストレスは個人差があるものです。
一般的に言われているストレスの主な原因は、外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。
つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になるのです。
また、現代人のストレスの多くは、仕事や学校、家族や友達といった人間関係によるストレスだといわれています。
運動・筋トレが心に与える良い影響
目標達成で自分に自信がもてるようになる
筋トレダイエットを行っている多くの方は「このくらい体重を落としたい」とか「気づいたら着れなくなった服を着れるようになりたい」などのそれぞれの目標を持っていると思います。
日々、筋トレに励んで少しずつその目標に近づいていければ自分自身に自信が持てるようになり、メンタルも強化されるでしょう。
筋トレで目標を達成して自分に自信が持てるようになれば、多少のストレスにも負けない強いメンタルを持つことも可能です。
見た目が変わるので人間関係にも良い影響が出る
自分の身体の見た目に、どれだけの方が自信をもっているでしょうか？普段運動をしていない方で自分の体型に自信を持っている方は少ないのではないでしょうか。
その様に、自分の身体を「こんな体型だ」と見ているのと同じ様に、人は他人の体型や見た目も意外に見て気にしていたりします。
特に、筋トレダイエットを続けていて効果が出てきている方なんかは、人の体型が気になる傾向が強いのではないでしょうか？
この様に、人は第一印象で人を判断するときに見た目で判断することがよくあります。
筋トレダイエットで体型が改善されれば仕事や人間関係も自然とうまくいき、余計なストレスから解放されるかもしれません。
睡眠の質が向上する
筋トレをすると、睡眠の質を高めてくれるホルモンも分泌されます。
よく眠れるようになれば、トレーニング後に消耗した筋肉がしっかりと回復できるようになります。
反対に睡眠不足になると、不安になったり、イライラしたりしやすくなったり、うつ病のリスクが高くなったりします。
1点、注意したいのは、筋トレ直後は興奮状態だということです。
ですので、就寝する3時間前に筋トレを終えるようにしてください。
それから、筋トレ後は、ストレッチをしたり、入浴したり、リラックス系の好きな音楽を聴いたりするなど、意識してリラックスするようにしてくださいね。
運動・筋トレでストレスを発散させて心も身体もスッキリ
幸せホルモンでストレス発散!!
運動や筋トレを行うと、「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。
このセロトニンには、緊張をゆるめたり、気分をリフレッシュさせたりする効果があるため、筋トレはストレス解消にも効果的とされています。
汗をたっぷりかいてストレス発散!!
運動で汗をかくことは、究極のデトックスといわれています。
身体にたまった老廃物や余計な水分を排出することで新陳代謝が上がり、免疫力・体力がアップ、美肌効果が期待できます。
汗をかくことによって気持ちもスッキリするので、ストレス解消効果も期待できます。
筋トレの後の入浴でさらにストレスフリーへ
筋トレ後はゆっくりとお風呂がベスト
筋トレで使った筋肉に休息を取らせるのは筋トレの効果を高めるために必要です。
トレーニングによる緊張もお風呂に入ることでほぐれ、精神的なストレスも緩和してくれます。
筋トレ後の疲労回復に効果的なおすすめの入浴法といえば、温冷交互浴です。
熱いお湯と冷たい水風呂に交互に浸かることで、自律神経における、活動的になる「交感神経」と休息をうながす「副交感神経」を意識的に切り替え、徐々に機能を整えてくれます。
