二の腕に脂肪が付きやすく太りやすい原因とは!?
二の腕が太くなる原因は人によってさまざま、普段どのような生活をしているかでその原因が分かることも。
ただやみくもにエクササイズや筋トレをするよりも、生活からその原因を知り、痩せるための最適な方法を見つけ、実践することで、より確実に二の腕痩せの効果が期待できます。
単純に二の腕の脂肪が増えている
普段、あまり動かすことがない二の腕は筋肉が比較的に少なく、他よりも脂肪がつきやすい部位です。
二の腕をあまり動かさないと、血液やリンパの流れが悪くなり、脂肪に老廃物が溜まることでセルライトになってしまいます。
セルライトとは、老廃物が脂肪細胞に絡みついて肥大化し、ボコボコと成長したものです。一度セルライトが付いてしまうと他の脂肪よりも減らすのが大変ですので注意が必要です。
筋力が低下している
二の腕には二種類の筋肉があります。
内側の上腕二頭筋は肘を曲げたり、肘を曲げたままものを持ったりするなど、日常生活においてよく使われる筋肉ですので筋力の低下はそんなに気にはなりません。
問題は、もう一つの筋肉、上腕三頭筋です。
外側にある上腕三頭筋はものを頭上に持ち上げるときなどに使われる筋肉なのですが、出番があまりありません。
日頃から意識をしてこの筋肉を使わないと、筋力は徐々に低下していきます。
筋力が低下すると皮膚を支えられずたるんでしまい、二の腕が太く見えてしまいます。
血行不良による冷え
二の腕は動かすことが比較的少ないことから冷えやすく、血行不良が起きやすい部位です。血行不良によって老廃物が溜まると脂肪が付きやすい状態となり、二の腕が太くなってしまいます。
冷え性や首こり・肩こりに悩んでいる人は血行不良の可能性が高く、脂肪やセルライトが付いて二の腕が太くなりやすいので注意が必要です。
二の腕痩せには筋トレとマッサージが効果的!
二の腕痩せをめざすには、筋トレ、マッサージ、ストレッチなどいろいろありますが、
自宅ででも、仕事の合間にでも簡単にできて、続けやすいものがおすすめです。
それぞれ、二の腕のどこの筋肉に効いているのかを意識しながら行なうのがポイントです。
筋トレ(腕立て伏せ)
先ほども軽く説明したとおり、二の腕は上腕二頭筋と上腕三頭筋という筋肉で構成されています。
腕立て伏せで日常生活ではあまり使われない上腕三頭筋を集中して鍛えることで、引き締まった二の腕が手に入ります。
ダンベル運動
腕立て伏せと同様に、ダンベルを使った運動を行えば、普段使っていない二の腕の筋肉に刺激を与えることができ、二の腕痩せが期待できます。
ダンベルは軽いものもあるためあまり筋肉を付けたくない人や、女性におすすめです。
マッサージ
マッサージをするときは、二の腕全体を優しくもみほぐしたり、ねじって動かしたりすることでリンパの流れを整え、むくみを解消します。
それにより、すっきりとした二の腕になることができます。
そして、二の腕から脇の下へ向かって老廃物を流すようにマッサージします。
脇には老廃物を流す大事なリンパ節があるので、脇に流すと良いでしょう。
手をグーの形にしてほぐすのがポイントです。
ストレッチ
二の腕痩せには、肩回しによるストレッチも効果的です。
このストレッチを行なうことで肩全体の筋肉を使えるため、二の腕だけでなく腕全体が引き締まります。
肩と腕は筋肉でつながっており、姿勢が悪いと肩や背中の筋肉がきちんと使われず、腕の筋肉も緩んでしまいます。
また、鎖骨周辺や脇が圧迫されることで、リンパの流れが悪くなり、老廃物がどんどんたまっていき脂肪が付きやすくなってしまいます。
良い姿勢を意識して、肩回しをして二の腕の筋肉をきちんと動かすことが大切です。
まとめ
ダイエットで脂肪を落とすことで二の腕が全体的に細くなりますが、ただ脂肪が減っただけだとたるみが残り、理想の二の腕とは少し程遠いものになる可能性があります。
ダイエットに筋トレを取り入れて引き締めることで、すっきりした二の腕を手に入れることができます。
「頑張る自信がない」「トレーニングをいつも継続できない」そんな方はまず2週間だけ、と決めてみるのも良いでしょう。
個人差はありますが、体には痩せやすい部位の順番があります。
まず手首や腕、ふくらはぎから痩せていき、肩、二の腕と続きます。
ですが、普段使えていない二の腕にアプローチできるトレーニングを取り入れることで、二の腕をすっきりとさせていくことができます。